小学生の宿題事情！環境づくり次第で成績は伸びる。
「習い事やご家庭の事情で宿題ができなかった場合は、連絡帳にその旨を保護者の方が記入して担任にお知らせください。」という、お知らせがありました。 最近、うちの子供たちの周りで宿題をしてこないお子さんが多いらしいです。理由は、
・塾や習い事で遅くなってできなかった。（塾の宿題があったから）
・放課後、遊びにに出て帰ってから宿題をしても全部終わらなかった。
・土日のレジャーなどで時間がなかった。
上の子のクラスでも、保護者懇談会で宿題が多いとの保護者からの苦情がたくさんありました。
・漢字の書き取りが多くてかわいそう。
・計算問題が多い
・漢字５０問のプリントは時間が掛かるからやめてほしい
などです。担任の先生は、学年の先生たちで相談して決めた量＝今の学年に必要な勉強量を宿題として出しているので減らせないとのことでした。私は、元塾講師。先生の意見に納得です。習い事や放課後の遊び、休日のレジャーは個人的なことなので、体調不良の時以外は、きちんと宿題をすべきです。うちの場合、一日のノルマは…
登校までに、コールユーブンゲン（声楽）の練習を２０分間します。私が指導します。帰宅後、下の子ピアノ練習３０分、上の子２時間、宿題、通信教育で家庭学習とお手伝いをして終了です。それでも、ゲームをしたり、録画しておいたアニメを見たり、漫画を読んだり結構遊んでますよ。そして、９時就寝です。上の子の習い事の日は夜７時ごろ帰ってきますが、宿題のつづき、ピアノのレッスンノートの記入、新曲の下調べをしても９時過ぎには寝ています。用は、要領よくできるよう親が環境を整えることです。
ピアノの練習も、宿題も、家庭学習も私の目がしっかり行き届くようにしています。ぼーっとしていたら声をかけ、わからないところでつまずいていたら教えたり、調べ方を教えたり、とにかく無駄なくシンプルに終わらせることができるよう、神経を行きわたらせています。宿題の正誤もきちんと見ます。苦手なところは、家庭学習で補えばいいので、宿題を早く終わらせて家庭学習の時間を充実させるのが、ポイントです。
実際のところ、親が面倒くさいから子供の宿題を見ていないところが大きいと思います。習い事の時も遅くなっても、工夫すればすんなりと宿題を終わらせることができるはずです。少し声をかけるだけ、教えてあげるだけ、その時間をとるために家事も要領よくしておくだけ、です。環境を整えれば、学習時間も自由時間も増えますよ。親の努力で、勉強できる環境を整えるだけで、成績は伸びます。元塾講師のリケジョ母は、子供が帰宅すると今日も先生に早変わりです。
