お盆の情景。親の姿を見て自分たちの代に活かす。
おじいちゃんとおばあちゃん
夏休みに入ったころからちらほらと、お盆が近くなってよく見かけるようになったのが、「おじいちゃん・おばあちゃんとお孫さん」が仲良くスーパーでお買いものしているところ。きっと、両親が仕事で祖父母の所で預けられていたり、帰省などで遊びにきていたりなのでしょう。微笑ましい光景です。
でも、うちの子供達には、おじいちゃんやおばあちゃんといった存在は、ただ「親の親」でしかありません。甘えたり、遊んでもらったりできる相手ではないのです。なぜでしょう?
子供のころのお盆
母の実家に住んでいた私は、お盆やお正月が大好きでした。母はきょうだいが多く、同年代のいとこ達がたくさん帰省してくるからです。総勢20数名で、祖母やひいおばあちゃんが用意してくれたごちそうを食べ、いとこと遊び、お墓参りをし、楽しいお盆でした。
父方も同様に、料理上手な祖母が手料理を振舞ってくれいとこ達とたくさん遊びました。
自分が大人になっても、結婚して子供を産んでも、この習慣は世代ごとに引き継がれていくと思ったのですが…
実際は…
私と主人が結婚してすぐ他界した義母の代わりに、私が自腹で義実家のお盆やお正月の食事を全て切り盛りすることに…
私の実家では、父と母が離婚し、母と妹はお盆やお正月などの居場所を我が家に替え、こちらも私が全て切り盛りすることに…
本来なら、子供たちと孫を迎えるおじいちゃん・おばあちゃんは、孫そっちのけで自分たちだけくつろいでいるのです!
うちの子たちは、おじいちゃんやおばあちゃんに遊んでもらったり、かまってもらったりした経験がほとんどゼロなのです。常に、お盆もお正月も遊び相手は主人と私でした。
自分たちの代に活かす!
母は、物質的な欲求に打ち勝てない性格です。今の自分に見合った以上の豊かな生活を欲し、生活を常に娘(私)に依存する傾向にあります。
義父は、超お金持ちですが自分の趣味以外にはお金を一切使わないし、興味をもたない傾向にあります。さらに、長男至上主義で次男家の我が家はどうでもいいみたいです。
共通するところは、自分大好きでお金をみんなが幸せになるように使えないことでしょう。精神的な豊かさにかけていると思います。
子供のころ楽しかったお盆やお正月。もう一度味わいたい。
「子供達が気軽に孫を連れて帰ってくる、そんな実家にしたい」
「孫の面倒を見て、子供たちに楽をさせてやりたい」
自分たちがした苦労を、子供達にはさせたくない…
しっかりお金をためて、精神的に豊かなおじいちゃんとおばあちゃんになることがわたしと主人の夢です。
いつもお読み頂きありがとうございます。